總藝舍 底辺文化発掘協会

これから、また寒くなる季節

大場食堂はんぜう記 こんだて14

饂飩やき
饂飩焼き
 鍋の締めに饂飩を入れたものの食べきれず残ってしまった。
 翌日の鍋底には汁を吸い尽くしブクブクになった饂飩だけが佇んでいる。箸でつまみ上げようとすれば忽ち崩れてしまう。どうやって食べようか。味と水分は十分であるから焼くことにした。
 焦げ付かないという触れ込みのテフロンフライパンに食用油をひいて、鍋から饂飩を滑り込ませる。中火でしばらく焼き付ける。片面ようやく焼き固まったようならお好み焼きよろしく裏返す。それでも崩れる。へらで中央に寄せ集めたら、溶き卵で閉じ込め焼き固める。
 熱々を食す。うまいが飽きる。途中からウスターソースをたらして味を変えた。
                                               [大場晴也]

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楽しい私的恐竜文化論

本論14 ザウルスかサウルスか 訂正編
 以前本コーナー(本論7 ザウルスかサウルスか(四))に於いて、「『恐竜・怪鳥の伝説(東映 1977年)』ではプレシオ"サ"ウルスと発音していた」という旨の記事を掲載しました。
 ごめんなさい。間違いでした。該当作品には外国人の観光客がプレシオサウルスを目撃する場面があり、その彼が「Plesiosaurus!」と訴えるところが印象的だったための思い込みでした(勿論、一応資料を確認はしたのですが、見た本には全て「サウルス」と書いてあったのです。まあ、普通はザウルスかサウルスかなんて気にしないでしょうから、責任を転嫁するつもりはありません)。
 なぜ気がついたかといいますと、古いビデオテープを整理していたところ、1980年代にテレビ放送された該当作品の録画が出てきたためです。
 おっ、と思って観て、青くなってしまいました。重ねてお詫び申し上げます。
                                           [多賀もちゆき]


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大場食堂はんぜう記 こんだて13

二日酔いの饂飩
 上野アメ横センタービルの地下食品売り場は面白い。一歩踏み込んだとたんから独特の匂いがして、どこの国だか分からなくなる。乾物、海鮮、精肉、内臓、香辛料などが所狭しと積まれていて、料理好きにはたまらない。私は香辛料を買いに行く。フェンネルシードとクミンシードは、市販のカレーに加えて香り増しに使ったりしているが、二日酔いのときにその効力は特に発揮される。
二日酔い饂飩
 また二日酔いになった。昼を過ぎても食欲が湧かない。空腹感はすこしでてきた。
 前の晩に食べた鍋物の残り汁にフェンネルとクミンの擂り潰しを加え、カレー粉と小麦粉の水溶きでとろみをつけて具なしカレー餡を作る。軟らかく茹で直した饂飩にそいつをかけて別に作ってあった肉そぼろと紅生姜をあしらう。一口食べると不思議と全部食べられて、その後の回復も早くなる。薬効成分のおかげか。二日酔いの日は決まってこれだ。冷や飯でやる雑炊タイプもある。
                                            [大場晴也]


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大場食堂はんぜう記 こんだて12

心臓の塩茹で
ハツの塩茹で
 食品売り場で豚のハツを見つけた。ハツとは心臓のことでモツ焼きなどで知られている。
 豚心臓の全体形は知らないが、おそらくこれは半身だろうか、168円と安い。
 グリム童話「白雪姫」の一場面に、魔女が白雪姫の肝臓を塩茹でにして食べるから捕ってこいと、狩人に命ずるところがある。
 なるほど野菜があまり育たなかったドイツでは獣からビタミンを補っていたため内蔵の煮込みなどはよく作られていたのだろう。
 よし、この心臓を塩茹でにして食べよう。
 清酒と生姜、葱の青みを加えた辛めの塩水でしっかりと茹でて、汁に漬けたまま一晩冷ました。刺身のように薄切りにして芥子醤油で食べるのもおいしいが、今回は長葱が収穫できたので、葱と和えることにした。
 白葱と心臓を細切りにして市販のキムチの素をからめただけのシンプルなものだが、良い肴になった。白雪の魔女とは、だいぶ違ってしまったが。
                                            [大場晴也]


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ソフビ怪獣美容外科 4

女の子は女の子らしく造ろうよ
 今回は美容外科の本道「女の子を綺麗にする」です。私(多賀)は仕事でエッチなフィギュアを随分造ったので、本領発揮ですぞ。
 まずはウルトラウーマン(『ウルトラマンUSA』 1989年 円谷プロ)から。
ソフビウルトラウーマン
 う〜ん、かなりのガッチリ型であんまり女性らしくありません。
 そこで、まずプロテクターを切り離し、胴体は正中線に沿って数ミリ中抜きします。
ウルトラウーマン改造中その1ウルトラウーマン改造中その2
 それを再接着し、胸元などのラインを修正。腰周りはエポキシパテで造って脚と繋ぎます。
 肘も膝も一度カットして少し外向けに角度をつけてやるとよりいいですね。
 模様はそのままだとスクール水着みたいでちょっと何なので(そういうのが好きな人もいると思いますが)、少しハイレグ気味にしてみると…、おお格好いいぞ。じゃあ後ろは調子に載ってもっときわどくしてみよう。おお、セクシー!! って、何ウルトラマンの人形持って興奮してるんだろう。
ソフビウルトラウーマン改造完成正面ソフビウルトラウーマン改造完成背面
 でも仲々いいでしょ。勢いに乗ってユリアン(『ウルトラマン80』 1980年 円谷プロ)も行きましょう。
ソフビユリアン正面ソフビユリアン背面
 う〜ん、ウルトラウーマン以上ですなあ。女性だったらプロレスラーでもこんな体形の人はいないでしょう。よし、躯幹部をフルスクラッチだ。
ソフビユリアン改造中その1ソフビユリアン改造中その2
 活かしている腕と脚がウルトラウーマンに比べるとかなり太いので、体形がちょっとムッチリ型に。まあこれはこれでいいか。
 模様は例によってちょっときわどく(笑)。って何やってるんだか。
ソフビユリアン改造完成正面ソフビユリアン改造完成背面

 以上、傷み直しから小改造、大改造へと順を追って紹介してみました。近く「全く別の怪獣に改造する」というのをやる予定ですので、その時はまた掲載いたします。
                                          [多賀もちゆき]


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